The King's Museum

ソフトウェアエンジニアのブログ。

HIGH OUTPUT MANAGEMENT を読んで

去年はあまり本を読めなかったので、今年はせめて毎月 1 冊は何かしらの本を読んでいこうと思う。

一冊目はインテル CEO だったアンドリュー・グローブの『HIGH OUTPUT MANEGEMENT』。過去に何度か読んだことがある本だけど、また読みたくなったので再読。

何度も読んでいるのでさすがに感銘を受けることは少なかったけど、『いかにして自分の組織のアウトプットを高めるか?』という一点に注力して書かれているところに改めて感心してしまった。会議、研修、打ち合わせ、人事考課。日々の仕事すべてを『アウトプットを高める活動か?』という視点で論じていて、姿勢にブレがない。

主に中間管理職に向けて書かれた本だけど、『今日の失敗は、過去のいつかの時点での計画の失敗である』なんてところとか、単なる仕事論としてこの本から学べることも多いのではないかと思う。一方で、二章の組織論の部分は経営層に近い人向けに書かれている気がして、今の自分に直接は関係なかったかな(それでも、やはりミドルマネジャーが重要だという論調だったけど)。

最後にこの本で気に入った一節。

私の1日が終わるのは疲れて帰宅する時であり、仕事が終わった時ではない。私の仕事は決して終わらない。

一見、すごくスパルタな一文に見えるけど、個人的には「疲れたらその日の仕事は終わりだよ」と勝手に解釈している。仕事がうまくいかずに消化不良だった日も、この一節を思い出して「今日は疲れたから仕事は終わり。ゆっくり休んでまた明日。どうせ仕事に終わりはないのだから」と考えて帰路につくようにしている。

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