ちょっと必要があって Tensorflow.js を勉強している。
Tensorflow のようなボリュームのある新しいフレームワークを目の前にすると、わくわくする気持ちがある反面、「自分には理解できるのだろうか」という不安にかられる。
その不安を前にどうするか。
少し前までは、一度に大きなことを理解しようとしてうまくいかないことが多かった。結果として「とりあえず動くものを作る」という方法で不安を解消しようとする。でも、この方法では不安は解消されない。なぜなら、結局のところ対象を理解していないから。
最近は「小さく理解する」ことでこの問題が劇的に改善した。
必ず、シンプルで悩まずとも理解できるようなコードから始める。そうすると「自分でも理解できるんだ」という小さな自信が芽生え、安心感が得られる。難しい問題に出会ったとしても蓄積した自信と安心感によって、挫けることが少なくなる。挫けることが少なくなると、理解できる可能性がずいぶんと高まる。
「小さく理解する」というツールはここ最近の自分にとって欠かせないものになった。
Tensorflow.js は、このページから始めるのが「小さく理解する」のにちょうどよかった。
https://js.tensorflow.org/tutorials/core-concepts.html
// 2x3 Tensor const shape = [2, 3]; // 2 rows, 3 columns const a = tf.tensor([1.0, 2.0, 3.0, 10.0, 20.0, 30.0], shape); a.print(); // print Tensor values // Output: [[1 , 2 , 3 ], // [10, 20, 30]]
これなら僕にも理解できるからね。